甜茶とは
甜茶とは中国で約5000年前から健康茶として飲まれてきた甘味のあるお茶の総称です。 以前は貴重なお茶ということで国外への持ち出しが禁止されていたほどです。 中国の桂林では開胃茶とも呼ばれ、食欲増進、解熱などの効果があるといわれてきました。 さっぱりした飲み口で甘みがありノンカフェインでもあるので飲みやすいお茶です。小さいお子様や妊娠中の方も安心ですね。
日本では甘味のある低カロリー飲料として紹介されましたが、近年の研究で甜茶の抗アレルギー効果が明らかになり、 健康食品やサプリメントとして広く普及してきました。 甜茶にはいくつか種類はあるのですが、その中でも甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)という種類に抗アレルギー効果があるされ、 花粉症やぜんそく、アトピー性皮膚炎に悩む方に朗報となっています。
甜茶に含まれる成分と効果
もはや国民病とも言われる花粉症。花粉症の季節がくると辛い思いをしている方も多いと思います。 ぜんそくやアトピーなどアレルギー症状に悩む方も年々増えています。 そんな方に甜茶はうってつけと言えます。
甜茶の葉には甜茶ポリフェノールが含まれる他、甘味の成分であるルブソシドやカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などといったミネラル類
も豊富に含まれています。
甜茶の有効成分である甜茶ポリフェノールは、ヒスタミン(アレルギー反応や炎症の原因物質)を抑えることが近年の研究で明らかにされており、
花粉症やぜんそくなどの症状の緩和や改善が期待できます。
また、ルブソシドは砂糖のなんと75倍にもなる成分で、肥満予防に効果的です。
その他、甘味や旨味に関わるベタイン(アミノ酸系窒素化合物)も含んでおり、肝機能を強化されるためコレステロール値を下げるのにも有効です。
甜茶の摂取量
甜茶は古来より日常的に飲用されているため安全性は高いとされています。 ※花粉症やぜんそくなどのアレルギー症状を抑えたい方は、目安として抽出エキスで1日120mg以上摂取することが望ましいとされています。 1日400mgまで摂取するとさらに効果が上がるとされています。毎日摂取しても副作用などはないので安心して飲むことができますね。
